再・誤食について

一度書いたテーマですが、データがとんでしまい再投稿します。

なんせ、これは多い出来事ですから。。。

動物は色々なものを口に入れてしまいます。おもちゃ、石、観葉植物、画鋲、残飯など興味から食べてしまいます。特に1歳未満の子は特に多いので注意です。おもちゃで遊んでいる時に取り上げようとしたら、取り上げられまいとしてつい飲み込んでしまったり、飼い主の目を盗んでゴミ箱から食べ物を食べたり、布の端をかじってほつれた糸を飲み込んでしまったりとあらゆる場面で起こります。

そして、その治療には以下の方法があります。

 

①催吐処置

静脈に注射をして吐かせることができます。ただし、食べてから2・3時間以内であること、食道を傷つけないもの、犬に限られます。100%吐かせることができるわけではありませんが、比較的安全に処置が可能です。

例)チョコレート・玉ねぎ・おもちゃなど

 

②内視鏡

麻酔をかけたのち、画像を見ながら約6mm程度チューブを胃内に挿入し、特殊な器具で異物を掴んで取り出します。よって、胃内に異物以外に食べたご飯などがないことが条件となります。麻酔が覚めたら帰れます。

例)催吐処置で吐かなかった場合、食道異物、猫の異物など

 

③胃洗浄

麻酔をかけたのち、ホースのようなもので胃内の液体を体外に排出させます。固形物があってはホースが詰まってしまい排出できないので液体に限られます。また、催吐処置では食道に傷害を与える酸やアルカリの洗剤なども可能です。

例)人体薬や大量の薬の誤食、洗剤など

 

④開腹手術

麻酔をかけたのち、異物のある食道、胃、腸をメスで切開し、異物を取り出し切開部を縫合します。手術後はすぐには飲食できないので約3日程度の入院となります。

例)①、②で取れなかった場合、腸内異物、ヒモ状異物、針など

 

⑤対症療法

毒物を摂取して時間がたち、体内に吸収されてしまっている時に、点滴、下剤、吸着剤、ビタミン剤の投与により、体外に早急に排出させたり、影響を軽減させます。

例)①〜④の処置に並行して行われます。

 

次回は、『食べてはいけないもの』『検査方法や症例』をご紹介します。

 

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