おしらせ

輸血・・・アモルちゃんありがとう!

梅雨ですね。

我が子はいつも頭が汗だくです。

こんなに汗をかく生き物なのだと知りました。

今日は輸血についてお話しします。

血の成分である、赤血球、血小板と呼ばれるものが、何らかの原因で失われて、体調を崩すことがあります。

例えば、後藤獣医師は出産時に大量出血で顔面は真っ白のになり震えていました。これは単純に体内の血が失われたことによる貧血で体調を崩しました。幸い、想定内で病院が後藤獣医師に適合した血を予め用意してくれていたので、事なきを得ました。

しかし、人の輸血のように犬・猫には輸血用の血を保管してくれて、必要な時に持ってきてもらうというシステムがありません。

そのため、当院には血液ドナー登録してくれている大型犬の子たちがいます。

輸血が必要になった場合、お電話させてもらい可能ならば連れてきてもらい、採血を行います。そしてその血をその日に必要な子に投与します。

今回は自分の赤血球を自分で攻撃して貧血になってしまう、自己免疫性溶血性貧血という病気に罹患した子が、当院のドナー犬であるアモルちゃんから血をもらい救われました。

供血犬のアモルちゃんです。

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アモルちゃんのようにわんちゃんの命を救ってくれるドナー犬を募集しています。
ドナー犬募集

獣医師 高橋