誤食と内視鏡

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誤食

こんにちは。

食欲の秋ですね。

けものみち動物病院で働き始めて約1年、秋になるとワンちゃんの食欲も旺盛になるのか異物を飲み込んでの催吐処置や内視鏡での摘出が多くなっています。

今回は、催吐処置でも異物を吐かせることができなかったワンちゃんで、内視鏡による摘出を行った一例を紹介します。

本院では、基本的に誤食をしたワンちゃんに対して飲み込んでから1時間以内であれば胃の中に異物が残っていることが多いため、注射薬による催吐処置を行うことが一般的です(誤食したものによりますが)。ただし、それでも催吐させることができなかった場合には、腸閉塞のリスクを避けるため、全身麻酔をかけて内視鏡を挿入し異物を取り出す処置を行うことがあります。

今回は靴下を飲み込んでしまったワンちゃんです。靴下好きな子は多いですよね。

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みなさん、誤食にはくれぐれも注意しましょう。

そして食べてしまった時には様子を見ずにできるだけ早く病院に連絡してくださいね。

獣医師 澤