しつけ

うれしょんの話🐶

こんにちは。黒田です。

4/1 今日から新年度が始まりますね!!

ちなみに、我が家のもんじゃは今日がお誕生日です☺️1歳になりましたー🎂IMG_5837

 

今年は初めてもんじゃとお花見ができました(笑)
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そして今日はタイトルにもあった、うれしょんのお話です。
飼い主さんが帰宅した時や、来客時に大興奮して粗相してしまう 通称ウレション

これは主に子犬期によくみられる現象です。

子犬は尿道括約筋が未発達で、尿道がゆるみやすく、興奮するとおしっこが出てしまいます。さびしがりやで甘えん坊な性格のわんちゃんにみられるともいわれています。

たいていは成長とともに治ることが多いですが、成犬になっても「うれしょん」をする場合は、幼さのあらわれか興奮しやすい性格ということも考えられます。

「うれしょん」の対応としては、過剰に興奮させないことです。例えば飼い主が帰宅して大興奮している時は、目を合わせないように完全に無視しましょう。毎回「ただいまーーー!!」と近づいていったり、出会いを劇的なものにしていると、わんちゃんはすぐに大興奮してしまいます。わんちゃんが落ち着いてからかまってあげましょう。おすわりなどの指示を出して、それにちゃんと従ったら、ほめてあげてもよいでしょう。ただし、ほめるときも興奮させないように落ち着いた声で、褒めてあげてくださいね。こうすることで「落ち着かないとかまってもらえない」ということをわんちゃんに教えます。

一方、うれしょんとはちがい、不安や恐怖でおもらししてしまう子もいます。おもらしは自分の弱さをあらわすために、子犬がよく使う手段でもあります。成犬になっても治らない場合は、ちょっぴり気弱な性格なのかもしれません。

自信のなさによるおもらしに対しても対応は同じです。すぐにかまったり、上から手を伸ばしたり(これは高圧的なあいさつととられる)しないで、様子を見ます。わんちゃんがおちついたら、静かにゆっくりさわってあげましょう。

動物看護師 黒田