病気

犬の尿もれ

みなさんこんにちは!

新年度となりいよいよ本格的に暖かくなってきましたね!!

4月ということもあるのでより一層仕事も勉強も改めて頑張っていこうと思っています。

さて、今回は犬の尿もれについてお話ししていこうと思います。


尿もれはいわゆる「尿失禁」とも言われ、様々な要因で自分の意思と反して尿が漏れてしまう現象です。加齢によって生理機能が低下してしまったことから起こることもあります。雄ではまれであり、特に避妊手術後の大型犬の雌で多いと言われています。これは、女の子のホルモンであるエストロジェンが避妊手術によって分泌量が減少し、膀胱括約筋が緩んでしまうことから起きると言われています。

ここで大事なのは他の病気はないかを考えないといけません。考えられる疾患は以下の通りになります。

  1. 尿路疾患(尿路感染症、尿石症etc…)
  2. 内分泌疾患(副腎皮質機能亢進症、糖尿病、尿崩症)
  3. 前立腺疾患
  4. 肥満
  5. 子宮疾患(子宮蓄膿症)

 

<診断>

まずは尿検査、エコー検査を実施します。また、場合によっては血液検査が必要となります。

<治療>

他の疾患が疑われた場合、その疾患に対する治療を行います。他の疾患の可能性が低く、冒頭で述べたようなホルモンの不足による尿失禁が疑われた場合、尿道括約筋の収縮および膀胱における蓄尿作用のある薬を使用しています。

以上が尿もれについてのお話しでした。様々な要因が絡んでくるため、愛犬が尿をポタポタ垂らしていたら、ぜひ一度ご相談ください!!

獣医師 日向野