ノミダニ・フィラリアの何がこわいの? 😶

こんにちは☀️

7月に入り本格的な夏がやってきましたね🍧

わんちゃん🐶猫ちゃん🐱はもちろん、飼い主さんご自身も熱中症にはご注意く🤔ださい

さてさて、当院では4月からノミダニの予防、5月からフィラリアの予防を推奨していますが
気温が高くなった事もあり、「そう言えば!」と予防をしに来院される方もいらっしゃいます

では、そもそもなぜノミダニ・フィラリアの予防は必要なのでしょうか?

🤔予防薬代も安くはないし…
🤔ノミやダニ、蚊に咬まれてもちょっと痒くなるだけじゃないの?

とお思いの方もおられると思います

そこで今回はノミやダニ、蚊に咬まれるとどう言った危険があるのかをお伝えしていきたいと思います

①ノミimage

ノミに刺された時の症状として痒みが起きる他に
●貧血 (大量に寄生された場合)
●ノミアレルギー性皮膚炎(ノミの唾液中に含まれる成分がアレルゲンとなり強い痒みや脱毛などの症状が出ます)

さらに怖いのがノミが病気を運んでいる場合です
瓜実条虫症 (感染すると米粒のような虫の一部が肛門の周りや便に排泄されます 人にも感染することがありますが無症状のことが多いです。しかし小さい子供がいる場合は注意が必要です。腹痛や下痢を起こすことがあります)

猫ヘモプラズマ感染症 (赤血球が壊される病気です 食欲や元気がなくなったり黄疸などもみられます)

猫ひっかき病 (猫には特に症状は出ませんが、人では発熱やリンパ節の腫れ、頭痛などが起こります)

②ダニimage

ダニに刺された時はノミと同じく皮膚炎や貧血を起こすことがあります

さらにダニが運ぶ病気として
犬バベシア症 (赤血球を破壊します 発熱や食欲不振 急性の場合は衰弱し死に至る事もあります)

ライム病 (人では皮膚症状や神経症状など)

猫ヘモプラズマ(①ノミでの記載と一緒)
Q熱 ●エールリヒア症 などがあります

⚠️ダニから人への健康被害⚠️

SFTS/重症熱性血小板減少症★ 稀な事例ではありますが人が亡くなった事もあります
厚生労働省のHPに完結にまとめられています
興味のある方はこちらをクリックしてください

野兎病 (発熱、肺炎、壊死性潰瘍など)

日本紅斑熱 (発熱、倦怠感)

③フィラリアimage

●フィラリア症
症状としては初めは咳をしたり、運動を嫌がります
そして 食欲や元気がなくなります
重度になると呼吸が苦しそうになり、運動した後に失神する事もあります

フィラリアが寄生したことは、すぐには気づけません。
症状があらわれた時にはすでに重症です!!

フィラリアに感染すると、上記にあるような症状が徐々に進行していきます
そして、その中で寄生したフィラリアが血管を塞いでしまうと※急性症状を起こすこともあります。

※急性症状は呼吸困難や歯ぐきや舌の色が白っぽくなる、虚脱(極度の脱力)などがあります
これはかなり危険な致死的な状態です

フィラリアの予防薬は「蚊に刺されない薬」ではなく、体内に入ってきたフィラリアの仔虫が心臓に行く前に駆除するお薬となっています

そのため もしフィラリアが寄生している状態で予防薬をあげてしまうと、血管の中でたくさんのフィラリアの仔虫が亡くなり、詰まってしまう事もあります。
時にはショック症状を起こし、最悪の場合 亡くなってしまう事もあります。
フィラリアの予防を開始する時は必ず検査を行いましょう。

今回は少し怖い病気のお話でしたが、これらの寄生虫は予防することができます。

ノミ・ダニの予防は ①食べるタイプ ②滴下タイプ(首の後ろに付けるもの)
フィラリアの予防は ①食べるタイプ ②注射タイプ※(打ってから一年間効果があります)
※注射での予防は毎年2〜5月に実施しております。ご希望される方はこちらの期間内に受診をお願いします。
ノミ・ダニ・フィラリアの全てが混合したタイプもあります

これらの虫に刺されると単なる「虫刺され」では済まないことがあります
愛犬、愛猫、そして自分の身を守るためにも予防シーズン中は適切な予防をしましょう🙂

看護師🌱藤原

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