病気
初秋とやぐらと皮膚炎
気温がぐっと下がり、夏から秋になるこの季節
動物たちも季節の移ろいを感じているようです。
我が家では、動物たちの換毛により、毛害(部屋中に毛が舞い、飼い主の鼻水がとまらなくなったり、衣服が毛だらけになったり…)
が発生しています。
そこで、毛害の発生源、我が家のやぐら(猫)を丸刈りにしよう!という案が可決され、即日実行されました。
頭の毛を残して丸刈りになったやぐら
見た目にもかわいく、毛害も軽減
しかし気がつくと、しきりに内股を舐めている…
見てみると…
わわー!!めっちゃただれてるぅー!!(気づくのだいぶ遅い)
そうです、毛を短くしたい一心でバリカンをかけた結果、バリカン負けしてしまったのです。
患部を必死に舐めるやぐら
みるみる赤くなっていく皮膚
しかし私は獣医、こんな皮膚炎、のさばらせておくわけにはいきません
そこで、必殺アイテムを投入しました
その名も「皮膚保護服」
首からお尻まで、すっぽり包まれ、袖・股下まであります。
これで舐めることが不可能となり、炎症と感染を抑えるお薬も投入!
やぐらの皮膚は正常化したのでした。
雑なバリカンで皮膚を痛めてしまい、申し訳ないことをしたなと反省しつつ、
皮膚保護服を着た猫のかわいさに満足した飼い主兼主治医の私なのでした、ごめんよ、やぐら…