おはぎちゃん健康記録始めました。
こんにちは。看護師の黒田です。
いよいよ新学期が近づいてきましたね🌸
けものみち動物病院も4月から、新しい動物看護師が3名増えます。平均年齢がぐっと下がりますね。
今は、実習やアルバイトで来てくれていて、少しずついろんなことを覚えながら頑張ってくれています。学生生活最後の休みだから、もっと遊べばいいのに〜と言いつつ、病院が忙しいので正直助かっていたりします。私は友達と海外旅行行ってたなぁ☺️もう10年も前か、早いです
我が家のおはぎちゃんもまだまだ若いと思っていたけれど、今年で10歳を迎えようとしています。
野良猫生活を経験しているせいか、食べることに必死なのは今も昔も変わりません。
事故のせいで3本足ですが、走って、ジャンプして、ネズミのおもちゃでよく遊んでいます。
先日も、後藤先生にもらったどら焼き🥞夜のおやつに♪と思って楽しみにとっておいたのに、私がお風呂に入っている間に、テーブルに上がってしかもカバンの中から出して、盗み食いしていました😱
猫のくせに甘党なんです。名前がおはぎだから?
そんな悪さもする元気いっぱいのおはぎちゃんですが、ここ最近咳をしたり、毎日嘔吐をしたり。1月には5kgあった体重がわずか1ヶ月あまりで4.2kgまで減っていたことにも気づきませんでした。さすがにおかしいとおもい、すぐに全身検査をしてもらうことにしました。
・身体一般検査 ・血液検査 ・レントゲン検査 ・超音波検査 ・血圧測定
検査の結果、心臓の疾患が疑われる数値が出ていました。
猫の参考基準値
<100pmol/L | 心筋への負荷や伸展が増大している可能性は低いと考えられます。現時点では臨床的に有意な心疾患の可能性は低いと考えられます。 |
100~270pmol/L | 心筋への負荷や伸展が増大している可能性が高いと考えられます。心エコー検査が推奨されます。呼吸器症状があっても、それらが心不全に伴って起こっている可能性は低く、その他の原因の鑑別のために他の診断方法をご検討ください。 |
>270pmol/L | 心筋への負荷や伸展が増大している可能性が高いと考えられます。呼吸器症状がある場合、それらが心不全に伴って起こっている可能性が高く、更に詳細な検査が推奨されます。 |
早速その日からおはぎちゃんは1日2回の投薬を始めることになりました。
投薬は嫌がることなく、口に入れたらすんなりと飲み込んでくれます。ちゃんと飲んでくれるかの心配より、私がちゃんと1日2回忘れずに投薬できるかということの方が心配でした。
飲み忘れを防ぐために、100円ショップでピルケースを買い、これを機におはぎちゃんの健康記録もつけることにしました。日記の内容は、体重、排泄、食事、お薬、咳や嘔吐の有無など、気づいたことをメモする程度です。
今までは、フードも計量カップでざっくりと計っていましたが、痩せたとはいえまだ肥満気味でもあるため、きちんと重さを毎回計って1日量を把握するようにしました。
だいたいこんな感じです。
(4kg〜4.2kgが目標体重なんですが、全然痩せません(^◇^;))毎日じゃなくてもいいのでは?と思うほど、ほとんど変化のない記録。だけど犬の歯磨きと同じで毎日の日課にしてしまわないと結局忘れてしまうと思ったので。
とにかく記録があれば、病院に連れて行くときも、(あ、先生に伝え忘れていた!)とか、(いつから始まっていたっけ?)と、いうことも防げますよね。その子の普段の様子を把握するというのはとても重要なことで、小さな変化がみられた時、それがもしかすると病気のサインかもしれません。普段一緒にいるからこそ気づくこともあれば、逆に見た目の変化などは毎日見ていると、気付きにくい場合もあります。
わんちゃん、ねこちゃんの1年は私たちの4年に相当すると言われています。病気を早期発見するためにも、7歳ぐらいまでは1年に1回、それ以降は半年に1回の健康診断をすすめています。
おはちゃん、元気で長生きできるようにダイエットも頑張ろうね💮