スタッフ話

猫的感覚📖

こんにちは、黒田です🙋‍♀️

私事ではありますが、我が家の愛猫のおはぎが2月の下旬に亡くなりました。
亡くなる2日前までは、本当に食欲旺盛で、すぐ私の膝の上に乗ってくる甘えん坊でした。
出会って10年以上、いろんな思い出がありすぎで、とても辛いお別れでした。
ちょこたんも子犬の頃から、寝る時は常におはぎにべったりだったので、一人でのお留守番や、おはぎがいない生活に戸惑っている様子でした。
今まで、飼い主である私に対して無関心だった犬が、急に分離不安症のようにべったりになりました。
おはぎが亡くなって1ヶ月が過ぎ、ようやくちょこたんも私も少しずつおはぎのいない生活に慣れてきたところです。
あまりにも突然のお別れに、もう猫は飼わないかも…とも考えましたが、かわいい猫ちゃんたちをみていたら、また縁があれば、猫ちゃんをお迎えしたいな〜と最近は思えるようになりました。

冒頭から暗くなってしまいましたが、今回は猫ちゃんのお話を少し。

猫的感覚 著:ジョン・ブラッドショー

IMG_4176

この本との出会いは、私が参加しているセミナーの課題図書として読まなければいけなかったから、です。
本の前半は、猫のルーツ・歴史について延々と書かれていたので、なかなか読み進めるのは大変でした。後半になるにつれて、
・猫はどうやってゴロゴロという喉の音を鳴らすのか
・雄猫の尿臭が臭う理由
・東洋猫における繊維を食べる行動
などなど、猫好きには興味深い内容になっていました。

そのなかでも、今回は多頭飼育で気をつけたいことについてご紹介します。

二匹の猫を飼っている猫の飼い主の調査では、およそ1/3が猫はお互い同士避けており、およそ1/4が時々ケンカをしていると答えているそうです。
『同じ飼い主に飼われていても、二匹が仲良くなっていける保証などはない。多くの飼い主はこの原則を忘れているようで、二番目の猫を飼っても、二匹目はすぐに仲良くなれると無邪気に信じている。猫は犬と違い、お互いにただ忍耐しているだけなのだ。』とありました。
確かに、ちょこたんが元気いっぱいでやんちゃだった子犬の頃、おはぎからすればいい迷惑だったかもしれません。結果的には良いコンビになりましたが、多頭飼育をする場合は、先住猫ちゃんに配慮が必要ですね。

🐈❤️🐈

兄弟猫を二匹同時に飼うと、いい遊び相手になるばかりでなく、ヒトとの関わりもうまくいく事が多いようです。IMG_4178

家庭内の猫がお互いにうまくいっている場合
同じ社会集団に属していると考えている猫同士は
お互いに会うときに尻尾を立てる。
通りすがりに、あるいは並んだときに、お互い体をこすりつけあう。
いつもお互いにくっついて眠る。
お互いに穏やかなケンカの真似のゲームをする。
おもちゃを共有する。

 

家庭内で別々のテリトリーを作っている猫同士の場合
お互いを追いかけたり、お互いから逃げる。
会うとシャーと言ったり、唾をはく。
接触を避ける。
離れた場所で眠る。高い場所に上がる。
防御の態勢で眠る。目を閉じていて、一見眠っているように見えるが、体は緊張し、耳はひくついている。
お互いを熱心に観察する。
お互いの行動を制限する。
同じ部屋にいると緊張して見える。
飼い主と別々に交流する。たとえば、お互いに体が触れないように、飼い主の両側にすわる。

このような場合は、争いを減らすために、別々のテリトリーをそれぞれに作ってあげてください。トイレや食事場所、水飲み場、寝床などです。

多頭飼育、単頭飼育関係なく、全ての室内飼育の猫ちゃんに必要なものはこれだけあります。

  • バランスのとれた食事
  • 飲みたくなる水
  • 快適なトイレ
  • お気に入りの爪研ぎ
  • 安全に外界を感じられる場所
  • 上下運動ができるスペース
  • 安心して隠れたり、眠る事ができる場所
  • 捕食本能を満たす刺激(おもちゃなど)
  • 社会的刺激(同居動物との触れ合いなど)
  • 社会的刺激(飼い主との快い刺激など)
  • メディカルケア

これらが満たされていないと、さまざまな問題行動へと発展してしまいます。(例えば過剰なグルーミング、飼い主や同居動物への攻撃行動、運動不足による肥満)

猫ちゃんが安全な室内で、猫らしくイキイキと生活するためには、猫の習性をよく理解して快適に生活できるように、猫ちゃんのニーズを満たした環境を整えてあげることが大切です🐈

動物看護師 黒田🐈


多数の犬や猫を飼うことによって、その全てに十分な世話をできなくなり、結果的に動物の虐待につながったり、清潔な環境の確保が難しくなることで、鳴声や臭いなどによって周辺に迷惑をかける可能性があります。
このような事態を未然に防止し、人と動物が共生できる社会を実現するために、犬及び猫をあわせて10頭以上飼育している場合、届出が必要となっています。