わんちゃんの乗り物酔い
こんにちは。
せっかくのGWなのにコロナでどこにもいけないし、お天気もすっきりしない日ばかりですね😅
コロナが落ち着いたら、犬と一緒に旅行やドライブを楽しみたいです!!
ですが、犬によってはドライブが苦手な子もいます。
以前、大吉ちゃんとちょこたんと車でお出かけをしたのですが、大吉ちゃんは行きの車の中で嘔吐していました🤢私のお散歩バックにビニール袋があったので、ギリギリのところでキャッチしましたが、車内は大パニックでした。
今日は、車酔いしやすい犬のための注意点についてお話しします。
はじめから車を嫌がらない子もいますが、一般的には苦手な場合が多いです。犬にとって車内は日常生活にないものや、ニオイがします。まずは車に慣れる練習から始めましょう。そのためには乗ると楽しいことがあると意識づけることです。
ステップ1
駐車した車に犬を乗せ、ドアを開けたままでフードを与える。
ステップ2
一緒に車に乗り、停車したままエンジンをかけ、2~3分たったら切って終わり。
ステップ3
実際に車を動かし、近所を周回し、すぐに帰ってくる。
ステップ4
車に乗って近くの公園などに行き、遊んで帰ってくる。
犬の好きな場所を繰り返し訪れる
車に慣れないうちは行き先がわからないだけで不安です。はじめのうちは、近くの公園など犬が喜ぶような目的地をひとつ設定します。車を楽しい思い出と関連づけさせれば、躊躇なく乗り込めるようになります。
ドライブ中は安全のためにもキャリーの中に入れるか、犬専用のシートベルトをきちんとしめてあげましょう。車酔いの場合は、体を安定させることで解決することもあります。
窓
窓を大きく開けるのは危険ですが、上部を3cmほど開けておくと、風通しが良くて犬も快適です。もし犬がよだれや鼻水を出し始めたら車酔いの兆候です。早めに休憩をとりましょう。長距離のドライブなら、少なくとも2時間に1回は休憩し、トイレや散歩をさせてあげましょう。
ケージに入れず、犬用シートベルトもつけないで車に乗せるのは危険です。また、リードを着けたまま車で待たせていて、リードがからまって死亡する例が多いので、リード着用で放置は厳禁です。
お出かけ前の準備
- 当日の食事と水は少なめに与え、食べた直後30分間は出発しないようにしましょう。
- 車に乗り込む前には必ずトイレを済ませておきましょう。
- 必要なら、酔い止めの薬を動物病院で処方してもらいましょう。
乗車に慣れて安全・快適に
犬と一緒に出かけようとするとき、犬が車に乗るのを嫌がっていると、お出かけが楽しめないばかりか、災害時の避難や、動物病院へ連れていくなど緊急の際にも困ります。普段から乗る機会を増やして、乗り慣れておきましょう。
動物看護師🚗黒田