役立つ話

毛玉🧶①

こんにちは!
お手入れをしているつもりでも、気がつくとできている毛玉・・・一度は悩まれた方も多いのではないでしょうか😔
今回はそのお話をしたいと思います

なぜ毛玉ができるのか

原因はブラッシングの頻度が少ないから、だけではなく、実はいくつもあります!

ブラッシングがうまくできていない

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定期的にブラッシングしていても、根本から梳かせていないと毛玉となってしまいます😔しっかりと毛を掻き分け、地肌に触れるか触れないか、といった力加減で行うことがポイントです

摩擦 静電気

特に脇や首は、歩くときや首輪などで擦れて毛玉ができやすいです。また、よくお洋服を着る子はお腹にも毛玉ができやすかったりします👕

換毛期

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わんちゃんは、毛が一層のシングルコートの子、毛が二層になっているダブルコートの子に分かれています。ダブルコートの子には換毛期(毛が大量に抜ける時期)が春〜夏・秋〜冬の2回あり、この時期に入念にブラッシングをしないと、抜けた毛同士が絡まり、毛玉の原因となってしまいます。

水分 湿度

雨に濡れた後やシャンプー後、きちんと乾かさず放置してしまうと、水分によって毛に癖が出て絡まりの原因となります。さらには毛玉がある状態で濡らしてしまうと余計にギュッと固くなり、悪化してしまう場合もあるため、シャンプー前のブラッシングを怠らないことも大切です。

汚れ

シャンプーの頻度が少ないと皮膚に皮脂汚れが溜まり、そこに埃が絡まることで毛玉ができやすくなります。また、お散歩の時についてしまった泥や葉っぱなどが原因となることもあります🍁

放っておくと

たかが毛玉、という認識はとても危険です⚠️小さな毛玉でも一度できてしまうとどんどん絡み合って大きくなり、手の施しようがなくなってしまいます。

痛みをともなう

大きくなった毛玉はあちこちの毛を引っ張ってしまうだけでなく、体を動かすたびに皮膚も引っ張ってしまうので、わんちゃんはかなり痛みを感じてしまいます。

蒸れる

被毛の通気性が悪くなり、皮膚が蒸れやすくなります。ダブルコートの犬種が抜け毛をしっかりケアできていない場合も同様のことが起こります。皮膚が蒸れると炎症を起こして赤みや痒みにつながり、痒みによる掻きむしりによって皮膚が傷つき化膿することも…😣

汚れやすい

毛玉周辺の皮膚や毛玉の内部に埃や汚れが溜まりやすくなり、ダニやノミの住処になってしまうこともあります。また、溜まった皮脂や汚れから細菌が繁殖して皮膚の炎症を起こすことで、痒みの原因となります。

ブラッシングが苦手になる

放置した毛玉の処理は時間がかかるだけでなく、苦痛を伴います。このことがトラウマとなってトリミングやお家でのブラッシングの際に暴れたり、噛んだりといった行動につながりやすくなります。

以上のように、たかが毛玉でも放っておくと取り返しがつかなくなってしまうことがあるんです😱
次回、対処法や予防法についてまとめますので、そちらもぜひご覧ください👀

動物看護師 大山