役立つ話病気

子犬・子猫のワクチンプログラム💉

ワクチンとは

ワクチンは病原体への抵抗性(免疫)を与えることで、病原体が感染しても発症しなくなったり、発症しても軽く済むようにしてくれます。

ワクチンの種類

ワクチンにはコアワクチンとノンコアワクチンがあります。
コアワクチンに含まれる病原体は、全世界に見られ、かかると命に関わる感染症の原因になります。なのでどんな生活環境の子でも打つべきワクチンです。
ノンコアワクチンは生活環境によって接種するかを決めるワクチンです。
どの種類のワクチンがいいかは獣医師にご相談ください。

ワクチンの接種タイミング

子犬、子猫は産まれてからお母さんの初乳を飲み、移行抗体を受け取ります。

移行抗体は生まれたばかりの動物を病原体から守りますが、移行抗体が体内にたくさんあるうちはワクチンはを打っても効きません。

10週齢でワクチンが効くようになる子もいれば、16週齢にならないと効かない子もいます。

なので、生後6〜8週齢で最初のワクチン接種を行い、その後2〜4週ごとに追加接種し、16週齢を超えるように最後の接種を行います。その後は1年後に再接種をして確実に免疫を得られるようにします。

お散歩デビュー

お散歩デビューは3回目のワクチン接種後2〜3週間頃が目安です。
ただ、生後3週齢〜3ヶ月頃までは社会化期なので、お家で首輪やリードに慣れる練習や、抱っこやキャリーに入れて外に慣れる練習をしましょう!

鈴木