犬の顔周りNGを克服する方法
愛犬が顔周りを怖がったり、触れようとすると噛んでしまうのは、多くの飼い主さんが経験する悩みの一つです。うちの子はなぜこんなに怖がるの?と不安に思う方も多いでしょう。今回は、その理由と対処法について詳しくお話しします。
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なぜ顔まわりを嫌がるのか

犬が顔周りを怖がる理由はいくつか考えられます。
1.過去の嫌な経験
過去に顔周りを強く抑えられたり、痛い思いをした経験があると、触れられること自体に恐怖を感じることがあります。
2.本能的な防御反応
犬にとっては顔はとても大事な部位です。特に目や鼻は命に関わることを怖がることがあります。

3.社会化不足
子犬の時に人の手で顔を優しく触れられる経験が少ないと、成犬になってから顔周りを触れられることを怖がることがあります。

4,体調や痛み
歯や耳、皮膚に問題があると、触れられると痛みを感じるため、防御のために噛んでしまうこともあります。
顔まわりを怖がる犬への対処法方法
1.無理に触らないことが第一歩

怖がる犬にいきなり手を伸ばして触るのは逆効果です。
まずは犬がリラックスできる距離を保ちましょう。
2.触れられること=良いことと学ばせる

犬がリラックスしているときに、おやつを使いながら少しずつ顔まわりに手を近づけます。最初は手を顔の近くに置くだけでOK。徐々に距離を縮めていきましょう。
3.犬が安心できるルーティンを作る


触られる前に決まった合図(「タッチするよ」「おいで」など)を出し、犬が心の準備をできるようにすると安心感が生まれます。
4.痛みや病気のチェック
歯や耳、皮膚に異常がないか確認し、必要なら獣医さんに相談しましょう。痛みが原因で触られるのを嫌がっている場合、根本的な治療が必要です。
5. トレーニングを楽しむ
顔周りを触るトレーニングはごほうびを使いながら少しずつ進めましょう。
例えば
- 手を近づけたらおやつをあげる

- 軽く顎下を撫でておやつをあげる


- 顔を優しく触れたらおやつをあげる


といった小さなステップを踏むことで、犬の恐怖心を和らげることができます。
うちの猫ですがわんちゃんもこんなにうっとりできると完璧ですね☺️
まとめ
顔周りを怖がる犬には無理に触らない 触られると良いことが起きる 体の不調を疑うことが大切です。焦らず、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。
もし愛犬の噛み癖がひどく、手に負えない場合は、プロのトレーナーや動物病院に相談するのも一つの方法です。愛犬が安心して顔を触らせてくれるようになれば、お手入れや診察もスムーズになり、より良い関係を築けるはずです‼︎
山下