歯科実習🦷
私ごとではありますが、7月と10月から11月にかけて計4回、日本小動物歯科研究会が主催している歯のセミナーに参加させていただいてました。
歯の基礎から口腔内レントゲン検査、歯石除去、抜歯、歯冠修復、根管治療など色々学びました。
大学では解剖学の授業の際に歯については学びましたが、今回のセミナーの内容ほど深くは学ぶ時間がないため、歯の大事さや歯科学の面白さなどを今回のセミナーで学ばせていただきました。
病気の予防はお口からと人間でも言われるように、犬猫さんもお口の健康は全身の健康につながります。
歯石があることでそこから細菌の感染が起こりやすくなり、歯肉炎や歯周炎に繋がります。
感染した菌は血流に乗って全身臓器に移動し、辿り着いた臓器でも悪さをすることがあります。
そういったことにならないためにも日頃のデンタルケアが大事です🦷
なかなかお口が触れない子も多いとは思いますが、毎日は難しい場合でも2,3日に1回は歯磨きをするように心がけましょう。
付いてしまった歯石は歯ブラシでは取れず、削り取らないといけません。
歯石除去をする際には犬猫さんでは全身麻酔下での処置になります。
人間は動かずに我慢できますが、犬猫さんは処置中に動くことがほとんどです。
炎症が強い場合は出血しやすいこと、歯周ポケットまでしっかり綺麗にしたり、怖い思いをして処置をしなくて済むため犬猫さんでは全身麻酔は必須です。
自分の子のお口の中を見たことがないなという方はお口の中の状態一度見てみてはいかがでしょうか。
嫌がる子のお口を無理にしつこく見ようとすると、今後お口周り自体を触らしてくれなくなることがありますので。健康チェックがてら病院に来ていただければと思います。
見た目では問題なさそうでも検査をしてみると異常がみられる場合もありますので、お口を最近気にしているななどありましたらお気軽にご相談ください。
今年も何件か歯についてお話ししてきましたが、年明けからも歯科情報をお届けしていこうと思いますのでよろしくお願いします。
獣医師 児島🐾