未分類

汎骨炎

みなさんこんにちは!

今回はあまり多くはありませんが『汎骨炎』についてお話ししようと思います。


<汎骨炎とは>

若齢の大型犬における最も一般的な跛行に原因であり、特にオスでの発生が多いと言われています。現状では原因ははっきりしておらず、前肢と後肢のいずれか、または複数に症状が認められます。

<症状>

罹患肢に疼痛と跛行がみられ、また典型例では移動性の跛行を起こすことがあります。重度では元気がなくなり、発熱する場合もあります。

<診断>

問診や身体検査で罹患肢の探索を行い、レントゲン検査にて診断します。ただし、軽症例ではレントゲン検査でも判断できない場合があります。

<治療>

跛行が特徴となるため、治療としては痛み止めの投薬と安静が実施されます。汎骨炎は成長とともに自然に治癒するため、再発は認められますが基本的には完治する病気となります。

 

以上が汎骨炎の説明となりますが、猫でも発生が認めらえています。

動物が足を痛がってる場合はぜひ相談してください。

獣医師 日向野