シニア犬
誤嚥について😖
こんにちは!
今回は食餌の介助が必要な動物で誤嚥しないためにできることを紹介します。
誤嚥とは、飲食物が誤って食道ではなく気道に入ってしまうことです。
健康な動物には起こりにくいのですが、老化や疲労、体調不良の時には起こりやすくなります。
誤嚥が原因で肺炎を起こし、命に関わる場合もあるので注意が必要です⚠️
誤嚥を防ぐためには、、
- 硬い食べ物はなるべく与えない🦴
- 食べ物にとろみをつける(片栗粉など)
- 上体を起こして食餌をあげる
- 一度にたくさんの食餌を口に入れない
- 急がせず、口の中の食餌がなくなってから次の食餌をあげる
- 食後すぐに横にしない
などに注意してあげてください❗️
食餌介助の方法 (協力者:こち丸)
左の写真: 寝たきりの状態での食餌介助
膝の上に上体をのせて腕と体でで挟むように体を支えます。
右の写真: 立てる状態での食餌介助
上体を起こした状態でシリコンなどの柔らかいスプーンで口元までご飯を持っていきます。
食べ終えてからの注意点💁♀️
1.食べ終わった後もしばらくは上半身を高く保つ
→食道に食べたものが停滞したり、胃酸の逆流がおきて食道の粘膜に傷が付き「逆流性食道炎」になる可能性があります。
2.食事の最後には水を飲ませる
→口の中にごはんが残っている場合があり、そのまま横になってしまうと喉に詰まってしまったり、誤嚥を引き起こす恐れがあります。
3.口まわりが汚れている時は濡れタオルなどを使って清拭する
→汚れたままの状態だと、細菌が繁殖して皮膚炎になる可能性があります。
食餌介助は初めは難しくて大変だと思いますが、いろんな方法や工夫できることがあるので気軽にスタッフに相談してください!😸
ふかだ🥚