役立つ話病気

熱中症☀️

こんにちは

今年は夏が先か梅雨が先か🍧
6月の中頃で既に30℃を超えるなど長い夏が始まりましたね

夏の怖い病気と言えば熱中症です(※条件がそろえばどんな季節でも熱中症になる恐れがあります)
どの動物さんも注意が必要ですが、その中でも外にお散歩に行ったり、一緒にお出かけしたりするワンちゃんは特に気をつけましょう🐶

熱中症の症状(おもに見た目で分かるもの)

  • ぐったりとしている
  • 元気がなくなる
  • 舌を出して呼吸している
  • 舌の色が紫色 もしくは赤色
  • 呼吸が荒かったり、速かったりしている
  • 熱がありそう もしくは冷たい
  • 下痢(げり)をしている
  • 吐いている

病院に連絡するときは

熱中症だけでなく、体調がいつもと違うと感じたら、病院の開いてる時間であれば、速やかに受診することをおすすめします。
ただ病院が閉まっている時間にむやみに車を走らせても、移動のストレスで動物が余計にしんどくなってしまうこともあるので、かかりつけの病院の診療時間を一度確認しておきましょう。閉まっている時間なら先に電話をし、今からの診察が可能かを確認しておきましょう。

*電話で伝えたい内容*

 簡単に大事なことだけ伝えたい時のポイント

  • 立つことができるorできない
  • 呼吸が速い/荒い/いつもと違う
  • 心当たり: エアコンの付いていない室内/車内にいた、直射日光に当たっていた、外でお散歩していた など

    ※かかりつけ病院の場合はカルテを確認することができるのでフルネームを伝えましょう。初めての病院の場合は犬種や今までにかかった病気を伝えましょう。

病院に来るまでの間にできること

  • 保冷剤をタオルで包んだものを、首、脇、そけい部に当てる
  • タオルを濡らし体を覆う。それをうちわなどを使い風を当てる
  • 車で移動する場合、エアコンをつけ車内が冷えてから乗車させる、直射日光が当たらない工夫をする

⚠️熱中症と言えば冷やすこと!!ですが、冷やし過ぎると低体温症になる場合があります⚠️
氷水や冷たい水に入れたり、アルコールをかけたり、解熱剤をあげたりは好ましくない結果につながる恐れがあるため、おすすめしません

動物を冷やしてあげる!と言うよりは「これ以上 体温が上がらないように」を目指しましょう

*応急処置用の首まき保冷剤の作り方*

ペットショップなどにも保冷剤を入れることができる首に巻くタオルが販売されています
保冷剤が落ちないような工夫をされている商品もあります。保冷剤を誤って食べてしまう危険を軽減できるので、普段から使用する際は一度チェックしてみてください!

動物看護師🍧藤原