役立つ話

ノーリードは違反?

こんにちは!相変わらず猛暑が続いていますね・・・みなさま体調いかがでしょうか💧

突然ですが、みなさまはお散歩の時や来院の時など、愛犬にリードはつけていますか?
自分のそばを離れない子、しつけをきちんとしていて”待て”ができる子など、リードが必要ないと感じつけていない方もいらっしゃるのではないでしょうか

しかし、それって実は条例違反なんです!
詳しくは下記の第四条をご覧ください

係留とは、繋ぎ止めておくこと。つまり、飼い主は常に愛犬を繋いでおかねばならないということです

そしてこれを読んで、”うちの子はおとなしいから、賢いから大丈夫”そう感じた方はいませんか?
確かに、きちんとしつけのされている子が他者に危害を加えるとは考えにくいですよね。

しかし、リードの役目はそれだけではありません!リードは愛犬を守るための命綱です

想定される具体例をいくつか挙げると・・・

自転車の飲酒運転のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
  • 野良の動物が襲いかかってきた
  • 飲酒運転の車や自転車が愛犬に突っ込んできた
津波から逃げる人々のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
災害の検索結果 | かわいいフリー素材集 いらすとや
  • 突然の災害で、愛犬の上から瓦礫が落ちてきた
  • 友好的だった他のわんちゃんが急に飛びついてきた
猫の飛び出し事故のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
忍び足の泥棒のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
  • 突然の出来事に驚いた愛犬が道路に飛び出してしまった
  • 悪い人が愛犬を誘拐しようとしてきた

考えすぎ!と思われるかもしれませんが・・・こんな状況の時、リードさえ繋いでいれば無理矢理にでも愛犬を引っ張って、最悪の状況は逃れられますよね。反対に、リードがなければどうしようもできない、または自分も愛犬も助からない、なんてことも考えられます。

どれもあり得ることですし、実際には愛犬が自転車にぶつかり相手にけがを負わせてしまった上、450万円の損害賠償を求められたという事故もありました。

以上のように、ノーリードは違反なだけでなく、回避できたはずの事故が起こってしまう危険性もあります。周りの人や動物だけでなく、愛犬自身を守るため、散歩やご来院の際は必ずリードの装着をお願いいたします!

みなさんでマナーを守って、楽しいお散歩にしましょう🐶

愛玩動物看護師 大山