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気管支鏡の実習に参加してきました

先日、私はKYOTO ARで開催された気管支鏡の実習に院長と参加する機会をいただきました。KYOTO ARは新しい二次診療施設で、実は以前、我が家の犬がMRI撮影でお世話になったことがあります。その際には一般の飼い主として訪れたため、院内の詳細な設備を見ることはできませんでした。しかし、今回の実習では手術室をはじめ、普段は見ることのできない施設内部を詳細に見学することができ、その充実ぶりに改めて驚かされました。

実習で扱った気管支鏡という器械についてですが、これは直径約3mmの非常に細く柔軟な管状の医療機械で、主に肺や気管・気管支の内部を観察するために用いられます。胃カメラと同様の構造を持ちながら、より細くデリケートな部分の診断に適しています。この気管支鏡を駆使して、呼吸器系の観察や、疾患の診断に必要な組織や細胞を採取することができます。

実習を通して学んだのは、器具の操作技術だけでなく、サンプルの取り扱いや保管方法、そして周術期管理におけるポイントなど、多岐にわたっています。今回は実際の症例の見学もさせていただくことができたので、とても多くの事を学ぶことができました。さらに、採取した検体をどのように正確かつ効果的に扱うかという点もしっかりと学習できたことは、大きな収穫でした。

今後は、この経験を活かし、より精度の高い診断と治療が提供できるよう努めていきたいと思っています。

腰の痛みに耐えながらも積極的に実習に参加する高橋院長↑でした。

黒田