「慣れる」トレーニング🐶ドライヤー編
こんにちは
↑前回のこちらのブログで
なにごとにも「慣れる」ことが大事!というお話をしました
何かに対して「嫌い」「怖い」と感じてしまうと、次に同じもの(似てるもの)を見たときに、吠えるや逃げるなどの好ましくない行動が出てしまいます
お家でもすぐに実践できる、物事に慣れるためのステップの一例をお伝えします

今回は、みんな苦手な【ドライヤー】を例に見ていきましょう👀
大きな音がするし、風が強く吹きかかってくるので苦手に感じる子も多いですが、シャンプー後に濡れたままでいると、体が冷えて体調を崩したり、皮膚が濡れたままになり、皮膚トラブルの起こす危険もあります

「シャンプーはトリマーさんにお願いしてる」という方でも、排泄物で汚れてしまったり、お外で泥んこになり、すぐに洗ってあげたい時も出てくると思います
またトリミングサロンでも逃げようとしたり、逆にドライヤーに向かって攻撃したりすると、余計に処置に時間がかかってしまいます。そしてさらにドライヤーが嫌いに…という悪循環になってしまいます😣

清潔なお体を保つために必要な時間なのでお互いにストレスの少なくしたいですよね😊
慣れるトレーニングをしてみよう
※ドライヤーのコードを噛んだりしないように、よく観察しながらトレーニングしていきましょう!
STEP 1
【いつもの環境にドライヤーを置いてみよう!(電源OFFの状態で)】
わんちゃんとおもちゃで遊んでる環境(リビングなど)の、わんちゃんから少し離れたところにドライヤーを置いてみましょう
びっくりしないように『電源は必ず切って』おいてくださいね

STEP 2
【もう少し近づいてみよう!】
STEP1と同じく電源は切っておきましょう
遊びながらや、もしくはおやつなどを使いながら、さっきよりももう少しドライヤーの近くに誘導してみます


STEP 3
【ドライヤーに実際に触れてみよう】
おやつをあげたりしながら、お鼻や手でタッチできるか見てみましょう

STEP 4
【ドライヤーを電源がついてない状態で動かしてみよう】
ドライヤーを使う動きを『電源をつけず』に再現してみましょう
初めはわんちゃんから離れた場所からはじめ、徐々に近づけましょう

STEP 5
【電源をつけてみよう】
もう一度、ドライヤーを床に置き、その状態で電源を入れてみましょう
この時も、初めは離れた場所に置きます
またドライヤーのパワーは一番弱い(音の静かな)ものに設定しておきましょう
※近くに置く時は『冷風』にしておくと火傷の心配がなくなるので安心です!
温風でトレーニングする場合は、ドライヤーとわんちゃんとの距離を確認し、暑すぎないように注意しましょう

STEP 6
【電源をつけた状態で動かしてみよう】
ドライヤーを普段と同じように使ってみましょう
最初は少しわんちゃんから離した状態からおこない、徐々に近づけ本来の距離で使用してみます

どのステップでも、わんちゃんが気にしている様子(特に驚く、逃げる、吠える)があれば、1つ前のステップに戻り、気にしなくなるまで十分に慣らしてみましょう🐶
トレーニングは少しでもできたことがあれば、おやつなどを使いながらたくさん褒め、わんちゃんにとっても楽しい時間にしていきましょう!

「ドライヤーなんてへっちゃら🐶」
次回は動物病院になれるステップをお伝えします🐕
藤原🐹