役立つ話
ハムちゃんが喜ぶ あったかヒーターとふわふわ床材の選び方

寒くなってくると、私たち人間だけでなくハムスターたちも冬支度が必要になります。
小さな体で寒さに弱いハムスターにとって、温度管理は命を守る大切なポイント。
今回は、冬に備えて「ヒーター」と「床材」の選び方をわかりやすく解説します。
🧊ハムスターが快適に過ごせる温度と湿度


まずは基本を確認しましょう。
ハムスターが快適に過ごせる環境は以下の通りです。
- ・温度:20〜26℃
- ・湿度40〜60% 部屋に加湿器を置くといいですね!
この範囲を保つことで、食欲不振や仮死状態(冬眠のような状態)を防げます。
🔥冬に必須!ヒーターの選び方

ハムスター用のヒーターにはいくつかの種類があります。
それぞれの特徴を知って、ケージの環境に合ったものを選びましょう。
①パネルヒーター(床下タイプ)
- 特徴:ケージの下に敷いて使うタイプ。
- メリット:安全性が高く、電気代も安い。
- 注意点:ケージ全体を温める力は弱め。→ケージの1/3〜半分だけを温め、ハムスターが「逃げ場」を選べるようにしましょう。
②上部ヒーター(照射タイプ)
- 特徴:上から赤外線やセラミックで温めるタイプ
- メリット:ケージ全体をふんわり暖められる。
- 注意点:乾燥しやすく、やけど防止のため距離を保つ必要あり。
- ケージによっては熱で傷んでしまう場合もあるので注意
ヒーター設置のコツ
- ケージの半分だけ暖かくする(逃げ場を作る)
- 温度計を床近くに設置して温度チェック
- カバーや布は通気性の良い素材を使用する
🐾あたたかい床材の選び方
床材も冬の保温に大きく関わります。
ハムスターが自分で巣を作れる素材を選ぶと、より快適に過ごせます。

①紙系床材(おすすめ)
- 柔らかく、保温性・通気性のバランスが良い
- ダニやカビの心配が少ない
- ほこりが立ちにくく、アレルギー体質の子にも◎
②木くずタイプ(巣材用)
- 自分でちぎって巣を作るのが好きなハムスターに◎
- パネルヒーターと併用するとさらにあったかい
避けたい床材
- 綿:手足に絡まってしまう可能性があります。
- 新聞紙そのまま:インクで皮膚がかぶれることも
🌙冬の夜はこうしてあげよう



- ケージを窓際やドアの近くに置かない
- 夜は軽く毛布をかける(通気性は確保)
- ケージの下に布、マットなどを置くと地面からの冷気が防げます。
- 部屋の暖房をつける場合は急激な温度変化に注意
🧡まとめ
ハムスターの冬支度は、
- 温度を20-26℃にキープ
- パネルヒーター+あたたかい床材で快適に
- 逃げ場を作って温めすぎに注意
たったこれだけで、寒い冬も安心して乗り越えられます。
小さな体で頑張るハムちゃんに、ぬくもりのある冬をプレゼントしてあげましょう🐹✨

山下