役立つ話

病院に行くと震える理由

寒い冬、病院の待合室でキャリーの中や腕の中で震える愛犬・愛猫を見て、胸がぎゅっとなったことはありませんか?

こんなに震えてて、大丈夫なのかな

今日は、そんな飼い主さんに向けたお話です。

病院で震える理由

怖いだけではありません

「家では元気なのに、病院に来るとブルブル震えています」

よく聞く言葉です。

でも実は震える=性格が臆病・怖がりだけではありません。

理由①においと音がいつもと違う

動物病院には

  • 消毒薬のにおい
  • 他の動物のにおい
  • 機械音
  • 知らない人の声

がたくさんあります。

犬や猫は人よりずっと嗅覚・聴覚が敏感なので、それだけで強い緊張状態になります。

理由②何をされるか分からない不安

  • 診察台に乗せられる
  • 体を触られる
  • 口を見られる
  • 注射をされるかもしれない

動物にとっては理由が分からないまま拘束される時間

これは人で言うと説明なしでいきなり検査されるようなものです。

理由③ 過去の記憶がちゃんと残っている

以前に

  • 痛い処置をした
  • 怖い思いをした

その記憶があると、病院に来ただけで体が反応します。

理由④ 飼い主さんの緊張が伝わる

実はこれ、かなり多いです。

飼い主さんが大丈夫かな…と不安になると、その空気を動物は敏感に感じ取ります。

震えている=かわいそう?

震えるのは「がんばっているサイン」です。

逃げずに噛まずに、必死に状況を受け入れている証拠です。

飼い主さんにできること

  • 無理に大丈夫!と声をかけすぎない
  • 抱っこやキャリーで安心させる
  • 落ち着いた声で話す

最後に

病院で震えるのは、たくさんの理由があります。

飼い主さんができる声かけで安心させてあげましょう。

この子、不安でも頑張ってるんだなと思ってあげてください。

山下