役立つ話

人が狂犬病にかかったら…

前回、前々回のブログはこちら!

過去2回にわたって狂犬病について説明してきましたが、今回は人間が狂犬病に感染するとどうなるのか見ていきましょう。

狂犬病は日本では馴染みがないかもしれないですが、海外ではまだ猛威を振るっている感染症です。

皆さんも海外に行く際は気をつけてください。

では説明していきます😎

潜伏期

潜伏期間は、咬まれた場所等によって異なり、傷口が脳に近い部位ほど潜伏期間が短いと言われています。

通常は1〜3ヶ月程度です

症状

前駆期

発熱・食欲不振・咬傷部位の痛みや掻痒感

急性神経症状期

不安感・恐水及び恐風症状・興奮性・麻痺・幻覚・精神錯乱などの神経症状

昏睡期

昏睡(呼吸傷害によりほぼ100%が死亡)

初期症状は、発熱・頭痛・嘔吐・倦怠感といった風のような症状です。

発症後は、ものが飲み込みづらくなり、液体を飲もうとすると筋肉がけいれんするため、水を恐れるようになります(恐水症)。

また、風をおそれるようになる恐風症状も特徴的です。

やがて昏睡状態となり、呼吸機能が麻痺し死亡します。

治療法

海外で哺乳動物から傷を受けた場合は、すぐに医療機関へ受診し治療を受けてください。

発症後の有効な治療法はないので、発症する前に適切な治療を受けましょう。

適切な治療というのは、創部の洗浄と暴露後ワクチン接種(連続したワクチン接種)です。

暴露後ワクチン接種はできれば24時間以内が推奨です。

通常、計4〜6回の連続接種を行います

以上が人が感染したら…の説明となります。

皆さん海外に行く際は哺乳動物に近寄らないようにしましょう。

実際海外に行き犬に咬まれて、帰国後に発症した事例も存在します。(2006年フィリピンから帰国者2例・2020年フィリピンから入国者1例)

参考:https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name47.html

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html

狂犬病の予防接種は義務になりますので、打ちましょう!

当院でも実施していますのでお気軽にお問い合わせください☺️

くらつ