病気

皮膚組織球腫

今回は犬の皮膚組織球腫について紹介します。
犬では時々見かける皮膚の良性腫瘍です。

見た目

下のイラストのように、きれいなドーム状をしていて、毛が生えていないことが多いです。

特徴

すべての年齢で発生しますが、4歳齢以下の若齢の犬で多く見られます。

発生部位は頭部、頸部、耳介、四肢によく発生します。

大きさは通常は2.5cm以下ですが、4cmになることもあります。

診断

細胞診という検査で、写真のような丸い細胞が観察されたら、皮膚組織球腫を疑います。

経過

急速に大きくなり、多くは1-2ヶ月ほどで自然に退縮していきます。
もし、退縮しない場合は切除すると予後良好です。

突然皮膚にできものが現れたら驚くかもしれませんが、皮膚組織球腫の場合は自然に退縮する場合が多いのでそっと見守ってあげてください。

獣医師 茶谷