病気
巻き爪🐾
わんちゃんやねこちゃんの爪切りこまめにできていますでしょうか?
爪の伸びるスピードやよく散歩によく行くかどうかでも頻度は変わってきますが、おおよそ1ヶ月に1回のペースで切ってあげるのが理想です。

爪が伸びすぎると中の血管や神経も伸びてしまい爪全体の長さも長くなってしまうので定期的にケアしてあげてください。
爪が長くなるとどこかに引っ掛かりやすくなり、爪が剥がれたり取れたりする原因にもなります。
特に狼爪は切り忘れやすいのでお忘れなく!
爪を切らないと…


爪が伸びすぎてしまうと爪が巻いてしまって肉球などに刺さってしまうことがあります。
刺さらずに羊の角のように巻いてしまう子もいますが、その場合でも爪の外側が肉球に当たってしまい炎症を起こします。



化膿してしまうと治るのに時間がかかったり痛みが生じることが多いので早めに気づいてあげれると良いです。
また、痛かったり違和感で普段通りの動きができない子もいます。
動かなくなる原因は様々ですが、普段より動きに違和感があれば爪が伸びて動きにくくなっていることもあるので確認してみてください。
そのためこまめに確認して爪が巻いてしまう前に爪を切ってあげましょう。
爪が刺さってしまったら…
今回の子は、まず爪を短く切って洗浄•消毒をし、抗生物質の注射をしました。
痛みに強い子など刺さった部位を気にしない子はそのまま生活してもらいますが、気にして舐めちゃう子は治りが悪くなるので症状が落ち着くまではエリザベスカラーをつけて生活する必要があります。
病院に来るのが苦手な子はなるべくリラックスできるお家で爪切りしてあげるのが良いですが、お家で爪切りができない子は病院でもできますので無理せず連れてきていただければと思います。
獣医師 児島🐏