毛玉🧶②
こんにちは!
前回、毛玉の原因と放っておくとどうなってしまうのかをお話ししました!
(ぜひ先にそちらをご参照ください→https://kemonomichi-ah.com/2024/09/01/5859/)
今回はその続きで、毛玉の予防策、対処法を説明いたします
毛玉を防ぐためには
程度にもよりますが、毛玉を取るという行為はわんちゃんにとって基本的に”嫌なこと”です。どうしても毛や皮膚が引っ張られて痛みが伴ったり、皮膚を傷つけたりしてしまうこともあります。ですので予防がとても大切です😸
ブラッシングを怠らない
シャンプー前には必ずブラッシングをする
定期的にシャンプーをする
濡れたまま放置せず、しっかり乾かす
トリミングに通い毛をカットする
毛玉ができてしまったら
わんちゃんの毛玉は大きくなればなるほど対処が難しくなります。毛玉を見つけたら小さいうちにブラシでほぐしてあげるのがベストです!
毛玉の見つけ方
手で触るのはもちろんですが、ドライヤーの冷風を当てることでより簡単に見つけられます👀
毛玉がない箇所に風を当てると毛が放射線状にわけられ、皮膚が見えます。反対に、毛玉がある箇所は毛が絡まっているため毛がわかれず皮膚が見えません。細かな毛玉も見つけることができるので、ドライヤーが苦手でない子はぜひ試してみてください☝🏻
上手なほぐし方
1. まずはおやつを与えながら、毛玉のない場所を優しくブラッシング
・ブラシが地肌に触れないようにするのがポイントです📍
2. 皮膚が引っ張られないよう地肌を抑え、毛玉の先から徐々にほぐしていく
・なかなかほぐれない毛玉は、先に指である程度さいてあげましょう
・親指と人差し指で毛を摘み、その他の指にブラシを当てるようにすると、
皮膚を傷つけずにブラッシングすることができます!(動画参照)
3. 最後に毛をかきわけ、根本の方からブラッシングする
ひどい場合
全身に毛玉ができてブラッシングでは手に負えない場合は、バリカンで被毛を刈り、リセットする方法もあります。ただし、バリカンを使うと毛質が変わってしまったり、毛が生えてこなくなったりする可能性もあります。そのうえ、バリカンの扱いに慣れていないと皮膚を傷つけてしまう恐れもありますので、最終手段としてプロのトリマーさんにお願いするのがいいでしょう。
さらに、ハサミを使って毛玉をカットするのはもっと危険です⚠️特に皮膚に近い毛玉など、毛で見えづらく皮膚ごと切ってしまう可能性がありますので、ハサミの使用は控えましょう✂️
以上が毛玉の対処法です。
普段からお手入れをすることで、毛玉を防げるだけでなく、皮膚の炎症の早期発見にもつながります。お家でのブラッシングが嫌な印象にならないよう、普段から気にしてあげてくださいね🐶
愛玩動物看護師 大山 / 🐶 虎太郎