しつけ
食ムラについて③
前回からの引き続き、食ムラの対処方法についてご紹介していきます。
前回のブログはこちらです↓
飼い主の食事を与えない
子犬は人の食事を分け与えてもらった経験をすると、飼い主の(人間の)たべものを食べていいもの、美味しいものと認識し、おねだりするようになります。
そうすると、
- 人の食べ物を狙う(漁って勝手に人のご飯を食べる)
- 味付けの濃い食品を好んで食べる
- 人の食事をもらいすぎてお腹が空かず、自分の食事を口にしない
などの問題が起きます。人が食べるものを犬の催促で与えないようにしましょう。
人のごはんを催促させない工夫をしましょう。
飼い主の食事中には、フードやオヤツを詰めたおもちゃを与えるなど、子犬に別の仕事を与えておくことも1つの方法です。
おもちゃに入れて食事させる
コングなどの知育玩具でフードを詰めて使ってみましょう。
↓こちらのおもちゃは見たことがある人が多いのではないでしょうか❓
わんちゃんの大きさに合わせておもちゃのサイズを変えましょう‼︎
スタッフのわんちゃんです。
集中しながら、上手にご飯を出そうとしていますね‼︎
ひとり遊びの練習にもなり、同時に獲物を獲得する欲求(狩猟本能)を満たすこともできます。
子犬時代にこのようなおもちゃでの遊びを楽しめると、フードを食べるためにひとり遊びができるようになります。
その結果、生活の質QOLの向上につながります。
まとめ
食事の質や種類に気をつけてみましょう。ご飯の与え方の工夫や、タイミングなどに注意しましょう。
- 心と体の健全な成長に食事が影響します‼️→適切な食事の内容や量に気をつけましょう。
- ご褒美として食事を与えてみましょう。→覚えてほしい行動を教えることができます。
- 食べ物に関する問題行動(食事中の攻撃行動)を予防する→人が近づくことに対して良いイメージを持たせる。問題行動に進展しないように叱らずに、適切な対応ができるようになりましょう。
山下