役立つ話

お部屋の安全対策🦺

今回はフローリングの危険性を理解しマットについて知ることが目標です‼️

まずフローリングはワンちゃんにとってどういったものか考えていきましょう。

フローリングはどんな影響があるの?

フローリングはツルツルで爪がかからず歩きずらい床材です。

人間世界で言うとスケートリンクのようなもの…。

滑ることで思わぬ方向に力が入り足腰の負担になる場合があります。

滑って転んだり、ジャンプの着地の失敗が引き金になり足腰の持病がある子は症状が進んでしまう要因になることも。

よって滑る環境は骨・関節トラブルを起こすきっかけになる場合があります。

滑らない環境の大切さ

来院するワンちゃんの骨・関節系の病気で多いのが「股関節形成不全」や「膝蓋骨脱臼」などです。

これらは遺伝的要因と肥満や滑るといった外因的要因が考えられます。

股関節や膝の手術後は安静にすることはもちろん「滑ること」も避けてほしいとお伝えします。

しかし、フローリングで愛犬が滑っていることを知っていても実際にはいろいろな理由があり対策ができていない方が多いです。

例えば…掃除がしにくい、ラグやマットに愛犬がイタズラしてしまう、何をどうやって対策すれば良いのか分からないなど….。

そんな疑問をこれからこのブログで解説していきます‼️

マットの種類

タイルマット

汚れたところだけ剥がせるので、洗濯しやすいところが特徴です。

粗相などで汚れた場合に手軽に洗えて、スペースに合わせて敷き詰めることができます。

防水マット

防水素材なので汚れたところを水拭きできるのでお手入れが簡単です。

ラグ(カーペット)

タイルマットと比べ、1枚で広範囲に敷けます。

デザインが豊富なのも特徴なのですが、簡単には洗えないので粗相がない子におすすめです

マットを選ぶポイント

小さめ

⭕️洗濯しやすい

🔺はがしてイタズラしやすい(特に子犬や大型犬)

大きめ

⭕️敷き詰めがラク

🔺洗濯しづらい(特にラグタイプ)

厚み

厚手

⭕️衝撃吸収、居心地が良い

🔺つまづきやすい、ドアの開閉がしにくい

薄手

⭕️つまづきにくい、軽量

🔺転ぶと痛い

マットの素材

カーペットタイプ

足ざわりなめらかで洗濯ができます

塩ビタイプ

粗相や抜け毛が気になる方に良いです

防水なので水拭きも大丈夫です

コルクタイプ

防音性、クッション性など快適性が高いです

→愛犬の性格・年齢・状態や家の事情に合わせて選びましょう!!

マットを敷く場所

多くの飼い主さんがフローリングで滑って危ないと思った場所はどこだと思いますか?

それは…お部屋で遊んでいる時廊下(飼い主が帰ってきた際のダッシュ)で滑って危ないと感じたそうです。

以上のことを踏まえて…

愛犬がよく遊ぶ場所

リビングサークルの下など

ダッシュしやすい廊下

おかえりダッシュする廊下

マット自体がずれないものを選びましょう

※裏面に滑り止め加工があるものだと滑りにくいです

階段や段差のある場所

階段・玄関の段差、ベランダに出る段差、ソファの下などジャンプして着地するとこも注意です

以上がマットを敷くのにおすすめな場所です!

わんちゃんについては以上となります!

次は猫ちゃんについてです。

皆さんは猫ちゃんにマットは必要だと思いますか?

★夜の運動会の滑り対策

★足音・爪傷対策

★高齢猫のために環境を整える

ダッシュして壁にぶつかってしまったり、ダッシュしている時に滑ったり、足音がうるさかったり…

など猫ちゃんにもマットを敷いてあげても良いかもしれません。

マットを敷く場所は

  • よく乗る棚の上
  • キャットタワーなどの着地点
  • ダッシュする廊下・リビング

がおすすめです!

次回はケージなどについてです。

くらつ😼