役立つ話

猫の爪切り

こんにちは!

今回は、ご家庭で実践できる爪切り練習の方法についてお話しします。

ご自宅で爪切りをしようとして猫さんを怒らせてしまった経験をお持ちの方はいませんでしょうか?

実は私もその1人です。

我が家のもずくくんは機嫌の良い時は爪切りをしても怒らない、比較的温厚な猫なのですが

ある時、猫じゃらしでひとしきり遊んだ後に爪が伸びているのに気付いて爪切りをしようとしたところ

遊びで興奮していたもずくくんは猫キックやパンチで爪切りから逃れようとしたことが………。

普段爪切りのできる猫でも

興奮していたり、爪切りの方法を間違えてしまうと怒ってしまって上手く切れないことがあります。 

猫ちゃんの足先はとても敏感です。嫌がる猫ちゃんを無理やり押さえつけて切ろうとすると、恐怖心からさらに爪切りが大嫌いになってしまうことも…。

しかし、爪切りは少しずつ慣らす練習を重ねることで、お互いにストレスを軽減させることができます。

今回は猫さんにストレスをかけずに爪切りを許してもらえる方法をお伝えできればと思います。

爪切りを始める前に!

練習は必ず猫ちゃんがリラックスしているときに行いましょう!(ゴロゴロ言っているとさらに良いです)

嫌がっているのに無理に続けるのは絶対NGです。もし「昨日より今日の方が嫌がる…」と感じたら、一度やり方を見直すサインです。

また、ご家族がいる場合は、「1人がおやつをあげる係」「もう1人が爪を切る係」と役割分担をするとスムーズです。おひとりで行う場合は、お皿や知育トイにペースト状のおやつを塗りつけて舐めさせながら行うのがおすすめです!

いざ爪切り!

いきなり爪をパチンと切るのではなく、段階を踏んで爪切り=楽しい・美味しいことがあると覚えてもらいましょう。

Step 1:足先を触る練習

猫ちゃんを膝に乗せ、足先をちょんと触ったら、すぐにお気に入りのおやつをあげます。

足先を触られることに慣れたら、肉球を上下から優しく押し、爪をスムーズに出す練習をしてみましょう。

Step 2:爪切りを見せる練習

爪切り本体を見せて、すぐにおやつをあげます。

爪切りを見ただけで逃げ出さなくなるまで、何回も繰り返します。

Step 3:爪切りで足先に触れる練習

爪切りで猫ちゃんの足先に優しく触れ、触れた瞬間にすぐおやつをあげます。

爪切りが体に触れる=美味しいものがもらえると印象づけます。嫌がりそうな素振りを見せたら、すぐにやめて解放してあげましょう。

Step 4:実際に1本だけ切ってみる

様子を見ながら、まずは「1日1本」だけ切ったらその日は終了です!ほめておやつをあげましょう。

慣れるまでは、何日もかけて全指を切るペースで十分です。

爪切りのポイントは控えめに切ること!

爪の根元には神経と血管が通っています。深爪をさせてしまうと、これまでの練習が水の泡になってしまいます。

ピンク色の血管が見える部分の2〜3ミリ手前の透明な部分だけを、常に控えめに切ることを心がけてください。 

ご家庭での練習がうまくいかない場合や、すでに極度に嫌がってしまう場合は、無理をせず早めに当院にご相談ください。

爪切りは無理をしないことが一番の近道です!

無理せず猫さんとコミュニケーションを取りながら楽しんで爪切りできるように応援しています。どうぞお気軽にご相談くださいね🎵

愛玩動物看護師 溜池