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冬に増えるトラブル対策〜猫風邪〜

日に日に寒さが増し、本格的な冬の到来も間近となりました🍂

前回の冬に増えるトラブルシリーズに引き続き、今回は冬に多くなる疾患のひとつ『猫風邪』についてご紹介します。

  • 猫風邪とは…?

ヒトの風邪に似た症状を示し、「猫上部気道感染症」と呼びます。多くは、猫ヘルペスウイルスや猫カリシウイルスによる感染です。

  • なぜ冬に多いの…?

ウイルスは低温・低湿度を好むため、夏よりも長く生存でき、活発になると言われています。また、猫風邪は季節に関係なくストレスが要因となり発症することもあります。なので、寒くなる季節の変わり目がストレスとなり発症したりもします。

  • 症状は…?

猫ヘルペスウイルスに感染すると、鼻炎や結膜炎が主に見られます。その他の症状として発熱や食欲不振、くしゃみなどが現れたりもします。猫カリシウイルスは、症状の程度がさまざまで、くしゃみや発熱、口腔内潰瘍が見られます。

  • 感染経路は…?

猫ヘルペスウイルス:感染した猫の口腔、鼻腔、結膜からの分泌物内にウイルス排泄が起こるため、それを感受性のある猫あが取り込むことで感染が成立します。回復後もこのウイルスは神経節に潜伏感染するため、ほとんどの猫が生涯にわたってウイルスのキャリアとなります。

猫カリシウイルス:感染した猫の分泌物から口や鼻を介して直接感染します。このウイルスは伝播力が非常に強いため、長い間ウイルスを排出し続け、環境中に1ヶ月以上感染力を保持し続けると言われています。

  • 予防と対策

他の猫や野外猫との接触は避けましょう。また、一度感染したことのある猫は、何らかのきっかけで免疫力が落ちることで再発する可能性があります。なので、免疫を落とさないために適度な温度、湿度管理を意識し、栄養や水分をしっかり与えることが大切です。

今年も寒さに負けず元気に過ごせるよう頑張りましょう😁🌻

獣医師 前山