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ペットの肥満について

こんにちは。

今回はペットの肥満についてお話しします。

肥満とは、体脂肪が過剰に蓄積した状態を指し、犬や猫の場合は適正体重の15〜20%を超えると肥満と呼ばれます。

犬や猫の肥満によるリスクとして、関節炎や股関節疾患、気管虚脱、膿皮症やマラセチア性外耳炎、高脂血症、麻酔リスクの上昇、短命化などが挙げられます。

猫では、糖尿病や肝リピドーシス、下部尿路疾患の発症率も上昇することが知られています。

そこで、実際に飼っている犬や猫が「太った」かどうかを判断するためのポイントをご紹介します。

①年齢、犬種

小型犬と大型犬では成長のスピードが異なります。小型犬は10〜12カ月齢、大型犬は13カ月齢までを成長期の目安として、この時期の減量は必要はありません。

②不妊手術、去勢手術の有無

不妊手術、去勢手術を受けている場合は体重が増加しやすくなる傾向にあります。時間をかけて徐々に増加することが多いため、飼い主さんは体重管理に注意してもらう必要があります。

③ BCS(Body Condition Score)

犬や猫における肥満の評価方法は、BCSを用いることが一般的です。5段階評価の場合は3が理想体重であり、スコアが高くなるほど肥満と判定します。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf

④体重の推移

年月の経過とともに体重がどれくらい推移しているのかを確認します。体重増加だけでなく、年齢、BCS、増加までにかかった時間などを総合的にみて、本当に減量が必要かどうかを判断します。

減量が必要であると判断した場合、犬は週に0.5〜2.0%、猫は週に0.5〜1.0%の減量ペースを目安に、飼い主さんと相談しながら減量計画を立てていきます。

ペットの体型について気になることがあればお気軽にご相談ください😌

獣医師 前澤